突然やってきた小学校低学年での反抗期⁉リアルタイムで悩む母親の中間反抗期息子への理解と寄り添う接し方!

子育て

 

無事入学し学校生活にも慣れてきたかなと思っていた頃、彼の「反抗期」は突然やってきました。

今回は、私の想定より早く来てしまった息子の「中間反抗期」について調べた結果と現在「中間反抗期」真っ最中の息子へのインタビューも合わせた内容になっています。

 

【記事を書いた人の紹介】
ブログ運営者:ぼたチャン 29歳
7歳の息子と3歳の娘がいる二児の母
元看護師|ベビーマッサージの先生|お悩み相談員|子育ての悩みや問題を調べ執筆中
おすぎた
おすぎた

え、もう反抗期?

 

正直反抗期がこんなに早く来るとは思っていませんでした。

 

私自身も初めての小学生育児。

右も左もわからない私に「反抗期」という難関を投げてきた彼もまた、自分自身の気持ちに戸惑っているようでした。

 

「そんな息子を助けたい(私自身も助かりたい)」という気持ちから、今回の内容を記事にしました。

同じように反抗期で悩む保護者の方々に届けばと思っております。

 

小学校低学年でも反抗期はある⁉

 

小学校に入学し卒業するまでに起こる反抗期のことを「中間反抗期」というそうです。

また、反抗期の期間は子どもによって異なるため、一概にいつからいつまでとはいえません。

子どもによっては、低学年のうちに収まることもあれば、小学校を通して反抗する子、反対に大きな反抗期を迎えない子もいます。

今回は、中間反抗期がなぜ起きてどんな特徴があるのかをまとめてみました。

 

中間反抗期って?

中間反抗期とは、小学生の間の反抗期のことを指します。

よく耳にする反抗期は、2歳前後頃からはじまる「イヤイヤ期」と声変わりや身体の変化が起こる第二次性徴がはじまる頃の「思春期の反抗期」ではないでしょうか。

第一反抗期の「イヤイヤ期」と第二反抗期の「思春期の反抗期」の間で起こることから『中間』反抗期と名付けられています。

時期 年齢目安 反抗の主な理由 親の課題
第一反抗期 1-3歳 自我の芽生え 自分でやらせる練習
中間反抗期 6-9歳 社会性の広がり 会話の聞き役になる
第二反抗期 11-18歳 精神的自立 適切な距離感で見守る

 

中間反抗期の特徴

外では優等生

家では反抗的な態度だが、学校や友達には反抗したり怒ることが少ないというのが「中間反抗期」の大きな特徴。
外で頑張ることで溜まったストレスを保護者に向ける姿は異常ではなく健全な姿のようです。

親の言うことを聞かない

わざと親の言うことを聞かないことで、家族の気を引く子もいるそうです。
また下の子に意地悪をしたりすることで喧嘩がひどくなることも。

おすぎた
おすぎた

我が家はまさにこれですね…

アドバイスや手助けを嫌がる

良かれと思いアドバイスすると「わかった、わかった」と遮られた経験はありませんか?
中間反抗期の時期は、自分の考えがよりはっきりする時期であり「自分が言っていることが正しい」と思いがちな時期だそうです。
そのため、他者からのアドバイスを嫌がる傾向があるとのこと。

乱暴な言葉遣いや行動をわざとしたりする

自分の気持ちがまだ正しい言葉で伝えられない時期。乱暴な言葉を使ったり、物に当たることで気持ちを表しているとのこと。
学校で友達が使っていた言葉を「かっこいい」という理由だけで、意味も分からず使っていることもあるのだとか。

 

なぜ中間反抗期がやってくるのか

そもそも、なぜ反抗期が小学校低学年でやってくるのでしょうか。

中間反抗期がやってくる理由

  • 集団生活の中でストレスが溜まる
  • 他者との優劣を理解しはじめる
  • 「自分の力で行動したい」という気持ちの表れ

大人が新しい職場でストレスを感じるように、子どもも慣れない学校生活や人間関係に戸惑いストレスを感じます。

また、幅広い年代の子どもと関わることで優劣を理解し、自分に自信がなくなるのもこの時期。

親から離れ学校生活を送っている中で、「自分で考え行動したい」という気持ちから親の言うことを聞かなくなり自身で行動するようになるとのこと。

おすぎた
おすぎた

確かに、毎日学校頑張っているからストレスも溜まるよね

中間反抗期が来ない子の特徴

  • 親子が友達のような関係性
  • 反抗できるほど心に元気がない
  • 親の支配で反抗できない

上記に当てはまる子どもが全て中間反抗期がないわけではありませんが、当てはまる子どもは中間反抗期になる可能性が低いそうです。

親子が友達のような関係だと、子どもも相談しやすかったり子どもへの干渉が少なかったりするため、子どもとの喧嘩も必然的に少なくなります。

注意が必要なのは残りの2つ!
心が元気がなかったり、親が無意識のうちに子どもの行動を支配してしまい反抗できない子どもです。

この場合は、子どもが心に元気がない理由を調べることや子どもが反抗できない環境の改善をする必要がありますね。

 

親がやりがちなNG行動と適切な子どもとの向き合い方

私のアドバイスに息子が反抗的な態度をとり、私が感情的に怒るとこまでが我が家の流れになっています。

「このままではダメ」だと、薄々感じてはいますが、あの可愛かった子どもに反抗的な態度をとられると「なんだとぉ!」という気持ちになってしまうのは私だけじゃないはず。

今回適切な対応を学び、またやってはいけないことも学ぶことで、反抗期息子とより良いコミュニケーションをとれればと思います。

おすぎた
おすぎた

私の何がいけないのか教えて!?

【親がやりがちなNG行動】
● 感情のままに怒る
● 支配する/罰やペナルティで従わせる
● 干渉する
● 子どもの話を最後まで聞かない
● 突き放す
● 子どもの状況を見ず、親の都合で話しかける
【適切な子どもとの向き合い方】
● 子どもと2人で向き合う時間を過ごす
● 子どもの思いや要求を聴く
● 子どもの世界を大切にする
● 日頃の食生活を見直す
● 子どもを自分とは違う人間であることを認める
● 選択肢を与える/ルールを明確に伝える
● 親は感情的にならない

反抗期の子どもに対して逆効果な行動

感情のままに怒る

● 恐怖や防衛で思考が狭まり、言葉が届かない
● 安心感が下がり、隠す・嘘・反発が増える
● 「行動がダメ」ではなく、「自分がダメ」と受け取る
● 権力闘争になり、勝ち負けに注意が向くことで反抗期が長期化する

つい反抗的な態度をとられると、親も感情的になりますよね。しかし感情的な態度をとっても良い結果は生まれません。

● 親がその場を離れる/深呼吸する
● 事実と影響を伝え、選択肢を与える

支配する/罰やペナルティで従わせる

● 問題の原因や解決スキルを教えないため、再発しやすい
● 「見られている時だけ従う」外発的動機になり、主体性が育たない
● 親子の信頼と・安心感を傷つけ、相談や助けを求める行動が減る

その時は解決したように見えて、根本的な解決にはならないみたいですね。
やってしまいがちな「ゲーム禁止」や「おやつなし」も罰に当たるので、注意しないといけませんね。

干渉する

● 親が先回りすることで、問題解決の練習機会を奪うことになる
● 失敗から学ぶ回復力を阻み、挑戦回避が定着する
● 中学生以降の大きな反抗期で反動が強く出る
子どもを思って先回りして行動したことは、子どもの学びにつながらないようです。「獅子の子落とし」のように試練を見守るのも親の務めなのかもしれません。
● 選択肢や時間枠の提案
● 目的やルールは明確に伝え、子どもに任せる

子どもの話を最後まで聞かない

● 子どもの感情が整わず、再度反抗的な行動をしたり・荒い言葉を使う
● 語る行為による自己整理・反省の機会を奪い、自己制御が育たない
● 「どうせ聞いてくれない」と思うようになり、相談・共有が減る

子どもがつい的外れなことを言っていると、話の途中で遮ってしまいたくなることありますよね。しかしその行為は子どもの気持ちを無視していることになるので、話を聞いてほしい親は子どもの話もしっかり聞いてあげることが大切ですね。

● 途中で評価・すぐ助言・取り調べ質問の連打を避ける

突き放す

● 安心感が崩れ、反発や萎縮が増える
● 感情整理や問題解決の機会が失われ、自律が育ちにくくなる
● 「関係が難しい時は切る」という対人モデルを学習させてしまう

親が一生懸命話しても聞いてくれていなかったり、反抗的な態度をとられると「もういい」という気持ちになりますよね。
しかし突き放す行為が子どもの安全基地を失わせ、学びと関係修復の機会を断つことになることを親は理解しないといけません。

● お互いに時間を置くことを伝え、落ち着いたら話し合う

子どもの状況を見ず、親の都合で話しかける

● メッセージが届かず、内容より“うるさい”という感情になる
● 注意の割り込みで作業記憶が飛び、ミスが増え効率が下がる
● 子どもが集中している状況で介入すると、逆切れや反感を買う

その時の気づきを子どもに伝えると、タイミングが悪い場合は子どもから反抗的な態度をとられることがあります。
子どもの状況を確認し、今必要な声掛けか考えて話しかける必要があるようです。

● 話があることを伝え、いつなら話せるか子どもに相談する
おすぎた
おすぎた

ほぼ、やってました(トホホ)

反抗期の子どもに対する適切な行動

子どもと2人で向き合う時間を過ごす

親子だけでゆっくり話せる時間を作ることで、子どもは「私をちゃんと見てくれている」「向け合ってくれている」と感じ、精神面が安定し素直な気持ちを話しやすくなります。

おすぎた
おすぎた

寝る前に5分だけの短い時間ならすぐできそう!

子どもの思いや要求を聴く

途中で口を挟まず最後まで聞くことで、子どもは「自分の気持ちを理解してもらえた」と安心します。
この安心により、自分の行動を振り返りやすくなります。

子どもの世界を大切にする

ゲーム、友達、趣味など親から見ると小さなことでも、子どもにとってはとても大切なことです。
子どもと同様に親も大切に扱うことで、子どもは親を”味方”と感じ心を開きやすくなります。

日頃の食生活を見直す

食生活が乱れると「気持ちの安定」と「考える力(集中・自己コントロール)」が落ち、反抗が強くなりやすくなるとのこと。

おすぎた
おすぎた

食事が関係していたなんて…考えてもみなかった

子どもを自分とは違う人間であることを認める

親の考えと違っていても「それも一つの考えだね」と受け止めると、子どもは安心し自分の意見を出せるようになります。
これが自己肯定感につながります。

選択肢を与える/ルールを明確に伝える

「やる/やらない」ではなく「どちらにする?」と聞くことで、子どもは自分で決めた感覚を持つことができます。
自分で選ぶことで責任感が芽生え、行動につながりやすくなるようです。

親は感情的にならない

親が大声で怒ると、子どもは内容より「怖い」「不公平」と感じてしまいます。
冷静に話すことで、子どもも親の話を受け止めやすくなります。

おすぎた
おすぎた

怒りの感情は6秒で落ち着いてくるらしい

反抗期の息子にインタビュー!中間反抗期真っ最中の息子が求める親の対応とは?

実際に中間反抗期真っ最中の息子に話しを聞いてみようと思います。

子どもはどう考えているのか、気になりますよね。

勝手ながら我が子を中間反抗期代表としてインタビューし、その内容を公開したいと思います。
(※我が子にも了承済です)

Q.自分が今までと変わったと思う?

息子
息子

かわらない!l

断言されてしまいました。

私から見たらめちゃくちゃ変わってるんですけど!?

おすぎた
おすぎた

変わらないと思った理由は?

息子
息子

・給食も前と同じように残さず食べてる

・性格も前と同じ

だから、僕は変わっていない!

…よくわからないが、わかった。

子どもは大人程、深く考えていないこと。

おすぎた
おすぎた

あれだけ、悩んでいた時間は何だったのか…

 

自分は変わっていないが、変わったことがあるらしい。

息子
息子

幼稚園の頃は遊ぶ時間が多かったけど、今は少ない

確かにそうだ。気づいていたんだな。

息子は遊ぶ時間が少なくなり、自分の自由な時間がなくなったことにイライラしているようだ。

大人ならどうだろうか。

大学で授業を受けていた学生が、社会に出ると朝から晩まで仕事。
新しい環境、慣れない業務、終わらない残業、家事、イライラするだろう。

子どもが今イライラして戦っているのは、頑張っている証拠だということがわかる。

 

頑張っている子どもを全力で支えないといけないのは親である私たちだ!!!

今日学んだ「反抗期の子どもへの適切な対応」を活かしてみせる!

おすぎた
おすぎた

母、頑張る!

Q.親の嫌なところはある?

正直何を言われるか、想像できた。

息子
息子

・ママの怒り方が怖い

・パパの説教が長い

ですよね~。ぐうの音も出ません。

夫は滅多に怒ることがありませんが、私はほぼ毎日怒っています。

おすぎた
おすぎた

お願い、言い訳をさせて

 

確かに、私が怒る時は大きな声を出すし、命令口調になっているかもしれない。

でも、最初から怒っているわけではないことをわかってほしい。

おすぎた
おすぎた

そろそろ宿題しないと、寝る時間が遅くなるよ?

息子
息子

...

おすぎた
おすぎた

聞いてる?大丈夫なの?

息子
息子

ハハハ

おすぎた
おすぎた

おーい!何回も言ってるよー!

息子
息子

グフフ

おすぎた
おすぎた

話しを聞きなさーい!!!!

「仏の顔も三度まで」というのは本当のようだ。

私は怒るまでに何度も優しく伝えるようにしているが、その声は届いていないらしい。

しかし、私ももっと改善できることはあると思うので頑張ります。

 

Q.イライラしている時にどう対応してほしい?

息子
息子

え~っとね

・「○○をしたらいいと思うよ」と優しくいってほしい

・少しの時間放っておいてほしい

なるほど。

今回も説明をさせてもらうとしよう。

 

「○○をしたらいいと思うよ」と優しくいってほしい

優しく言ったところで、反発されて終わるか聞いていない。

その事実に彼は気づいていないようだ。

おすぎた
おすぎた

言っているつもりなんだけど、どうかな?

息子
息子

もっと優しくいってほしい

欲深い男だ。

とりあえず、彼の言う通りもっと優しく寄り添おうと思う。

 

少しの時間放っておいてほしい

息子
息子

1人で自分の気持ちを整理したいから

何も考えていないと思ていたが、考えているみたい。

確かに今まで、自分で考える時間を与えていなかったように感じる。

頭がいっぱいになった時、気持ちの整理をしたいと思うのは当たり前だ。

2人で話し合い、お互いに自分の気持ちを整理する時間を作ることを決めた。

 

まとめ

● 中間反抗期は健全な成長の証
● 子どもの反抗的な態度は、外で頑張っているから
● 親が感情的に怒っても逆効果
● 子どもも大人と同じで自分で考える時間が必要

今回の記事を執筆している中で、今まで私が誤った行動をとっていたんだと気づきました。

これからも家族笑顔で暮らせるように、子どもに寄り添った言動ができればいいなと思います。

まぁたまには感情的に怒ってしまうこともあると思いますが、親も人間なので少しは許してもらって、これからも精進します!!

 

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